連続ブルベ(3)300km

 まだ暗い9月7日(日)4時半にタイマーが鳴り、大酒にならなかったことで比較的爽やかに目覚めました。でも外を見るとかなりの本降り。ホテルの前の通路は大きな水たまり。
 この時点で半分心が折れそうでした。このまま朝食を食べ家に帰るわけにも行かず、同時間にホテルを出た参加者と車を並べて会場まで向かいます。

 駐車場で近くにいた方に今日の天気を聞くと、午前9時までは雨は上がるとの予報とか。金曜日の予報では全く雨の兆しがなかったのにと空を恨んで見上げると、徐々に小雨に。ブリーフィングまでにはほぼ雨は上がりました。やっぱり何処かのシャーマンが・・・と思ったのは私だけではないと思います(^_^;
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 ただし路面がまだ濡れていて水たまりがあることから、前項の試す機会とモンベルのニッカゴアパンツは履いててスタートしました。お尻が跳ね上げで濡れてしまうとこ、摩擦が大きくなり痛みが出ますので大事にガードしました。ゴアテックスの効果か蒸れもせず濡れもせず、PC1までの50km快適に使えました。カサカサと擦れる音が気になる程度で、機能的にはほぼ問題はありませんでした。

 コース的には平泉駅までは昨日と同じで、いったん北上川を越えて河川沿いの丘陵地帯中腹部を登ったり下ったりしながら北上します。えさし藤原の里近くをPC2へ。ここで大いに悩みました。まさに心の葛藤です。だんだん痛くなったお尻が私の弱い心にささやきかけます。「大人の趣味だろ、あんまり無理するなよ」、「仕事に支障が出たらどうするんだ」、「ここからだったら平坦な国道を通っても100kmで帰れるぞ」、「物見山を越えたら引き返す体力はないぞ~~」等々、DNFに向けて心の叫びが聞こえそうでした。結局PC2で30分もの長めの休憩を取り、全てを振り切り山へ向かいました。好きで始めたこと、様々な人にお世話になってきたこと、多くの方々から声援を頂いたことが思い出したら、向かうは物見山!! でも正直言って、だんだん上りがきつくなってきたとき一度だけUターンしたことは誰にも言ってません(^_^; 久々の心の葛藤に時間を使ってしまいました。PC2でAJ宇都宮の方が言ってた様に、苦しくなってもママチャリの15km/hで走ればゴールできる、この言葉に後押しされて振り切れたような気がします。心に響く言葉の強さ感謝、感謝です。苦しみながらも物見山を超えました。

 沿岸沿いに出てからは、さぞ景色の良いとこを走ることが出来るだろうと期待していましたが・・・。中学校でも習うとおり、三陸はリアス式海岸。良く見るとルートラボでもノコギリのようなギザギザのアップダウン。決して口には出しませんでしたが・・・(来なきゃ良かった(T_T))。しかも大船渡のPC3では、参加者情報としてこのアップダウンはPC4まで続くかなりのハードコースだと・・・。ひと山越えた陸前高田では巨大なベルトコンベアーのようなプラントが横たわり、その隙間から奇跡の一本松が見えました。国道から見下ろすとブルベ参加者が数名見学しているようで、見覚えのある自転車がいました。
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 降りて見に行くほどの余裕もなく、いつか車でゆっくり家族を連れて見学に来てみたいと先を急ぎました。気仙川を越え対岸から見た「奇跡の一本松」
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 単調なアップダウンの苦行を乗り越えて気仙沼には日没前に到着しました。途中で追い越して来た一般のローディーが信号で追いついて、何かの大会とかイベントですか?と聞いてきた。久々のどストライクな質問!!。相手もロードだったので短めに「300kmブルベの途中で今朝6時に宮城県を出てきました。機会があったら是非ご一緒しましょう!」と答えると、「えぇ、300kmですか・・・、ご遠慮しておきます。頑張って下さい」と手を振り曲がっていきました。PC2でDNFしようか悩んでいた人間とは思えない、真っ当な返事にちょっと赤面。近くに誰も参加者がいなくて良かった(^_^;

 気仙沼を過ぎてからは、PC4まで日没を迎えることが確定的な状況になった状況の中で、ヘッドライトをどのタイミングで装着しようか、ゴールまでの時間を考えライトの点灯タイミングをどうしようか考えながら走っていました。ある意味、先の予定、すべきことなどを考えながら走ると気が紛れるようです。これは新たな発見でした。

 PC4歌津のローソンには完全に日が暮れた19時過ぎの到着となりました。夕飯を兼ねて多めの食料と水を購入し、ヘルメットにヘッドライトを装着し、女房にメールを送りと手際よく忘れず行わないと時間が勿体なくなります。カップヌードルとおにぎり、フランクフルト2本、自宅ではまず口にすることのない夕飯ですが、コンビニの前に座り他の参加者と一緒に食べる光景は、まさに非日常的光景です。ブルベ以外だったら頼まれても出来ないと思います(^_^;

 忘れ物はないか確認して次に向かうは内陸部。と、その前に今回コースの唯一イレギュラーな場所、R4からR398へ曲がる240km地点の志津川地内。道路工事が真っ最中で、どの地図にも反映されていない上に道路標識も不統一。ただし、スタッフの試走記録で示されたフリーハンドで記入されたの道路を、ルートラボにそのまま入れてGPSに読み込ませたところ、ほぼ案内どおりに走って寸分の迷いも無く全く問題ありませんでした。恐るべしフリーハンド。試走スタッフの敬称の前に「ゴットハンド」を冠すべきでないかと思わずにはいられませんでしたm(_ _)m

 南三陸町から登米市へ向かう峠を越えると、暫くは平坦な道になります。平坦であるが故に退屈で苦痛だという方もいらっしゃいますが、貧脚な私にしてみれば、上りが無くこれほどありがたい道はないと思いました(ここまで走りの頃少ない脚力しか残っていないこの段階では・・・orz)でも、確かに退屈ではありますね。暗くて周りも見えないことからほぼゴールしか目標がなくなります。

 ただし今回、BRM621に続きGENTOSのHW-999Hと言うヘッドライトを夜間走行用に準備していました。明るさはHiモードで約230ルーメン・8時間、充電池でも使用可能な単3x3本、しかも下りのスピード走行やメーター・コマ図の確認用にと三段階の調光機能とフォーカス機能が付いています。用途に応じて切り返しながら使いましたが、ハンドル固定のヘッドライト以上に使い勝手がよろしいようで、後半一緒だった参加者のチェーンが外れたときも威力を発揮しました。私にはマシントラブルが全くなかったのですが、そのような場合もひとりでも何とかなりそうだと実証することがで見ました。

 ゴールは24:30ほど。ドッと疲れました。試走スタッフの言葉に納得した瞬間でした。それぞれのコースは特長を生かした大変良いコースですが、二日続けて走るには負担が・・・。ただし、私の当初目標は多くの方々からの声がけ、励ましを頂いたおかげで達成することが出来ました。この500kmを走った事を心の糧に、来年は600kmに挑戦したいと思います。(でも優しいコースにしてね→山形1号さん(^_^;)

 因みにおうちに帰るまでがブルベと言いますが、R108鬼首峠の県境近くで睡魔に襲われ爆睡、目が覚めたのが朝の6時半。帰宅後、昼まで二度寝でした(有給ってありがたい)
今日の距離:308.2km(苦行の連続でしたorz でも楽しい(^_^; )
今月の距離:510.5km(ケツ痛木彡orz、次の300は微妙)
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[ 2014/09/10 18:33 ] 自転車 | TB(0) | CM(4)

山形1号

お疲れ様でした。楽しまれたようで、なによりです。来年の600は、「フラット600」とつけようと思いますが、すでに反論もありです・・。シーズン中に、ひとつずつステップアップすると体が慣れて楽なりますよ。また、よろしく。
[ 2014/09/11 09:14 ] [ 編集 ]

(よ)さん、おしりの具合はいかがですか?
日曜日はなんとか天気が持ちそうですね。
自分は赤いアンカーで走ります。見かけたら、お声かけ下さい。
くれぐれも、無理はなさらない方が良いと思います。
自分も経験がありますが、無理して故障を悪化させるとろくな事がありませんので。
[ 2014/09/12 13:49 ] [ 編集 ]

えぇ?「フラット600」ですか? 何やら怪しげな香りが・・・(^_^; 公開されるルートを楽しみにしながら精進します。
[ 2014/09/12 20:38 ] [ 編集 ]

ひと皮むけたいい男、、いいお尻になりつつあります。(^_^;
サドルを換えたり、もうひと工夫しながら、参加したいと思います。
十分な量のシャーミークリームも忘れずに(. .)φメモメモ
[ 2014/09/12 20:45 ] [ 編集 ]

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