宮城フラット600

 先週の土日に行われましたBRM718宮城600ですが、今までに無い疲れと終了後に続いた仕事や雑用で、ようやく一週間もして、記録を残す時間が出来ました。疲れが少しずつ癒やされ、お尻の皮がひと皮剥けるとともに記憶も薄れてきますので取り急ぎ、書き留めておきます。
 5時スタートだったので、自宅を午前2時30分に出て、R108の鬼首峠を抜けて2時間弱で池月地区公民館へ到着。600kmは初めてですが、いつもの300kmブルベ程度に参加者が多く何やら心強く感じました。参加者が多いだけで安心感があります。実走者は40人を超えたとか・・・。ブリーフィング、車検ののち、順調にスタートします。
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 最初の難関、SP1栗駒山荘までの上りですが、コマ図にオリジナルの部分を足して、各頂上までの距離や勾配、予定時間などのコマを追加していました。進むにつれて、少しずつ余裕が生まれることが嬉しくなり、花山温泉温湯山荘(温湯番所跡)では写真を撮る余裕さえ・・・。と言っても本当の上りはここからなんですけどね(^_^;
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 淡々と上り進むにつれて霧が深くなって、折角の眺めをスポイルしてくれます。ただし結果的にここで気温が上がらず余計な体力を使わずにすんだ事が、最後まで体力・気力が残った大きな要因だと振り返る事が出来ます。一つ目の大きな峠、湯浜峠。霧で景色は堪能出来ません。
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 この後、10kmのアップダウンや県境を越えて、いよいよ秋田県へ突入。栗駒大湯トンネル前でR398から県道へ右折し、第2ボス、SP1までの9kmの上りに入ります。左に見える須川湖に癒やされ、駐車スペースで休みたくなるところをグッとこらえて先を急ぎます。SP1到着が8時36分。最初の難関を予定よりも順調すぎる時間で通過できたことに、大きな手応えを感じた瞬間でした。
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 次は、いよいよ楽しみなダウンヒル!、と進むと目を疑わんばかりの絶景。雲海の景色に思わず立ち止まり、改めて上った標高の高さを感じたところでした。
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 この後は、ダウンヒルを楽しみ、PC1を通過し、北上川添いの高台からの景色を楽しみ、PC2へ。多くのベンチがありゆっくり座れ大変ありがたかったです。ここで謎の言葉が・・・。PC出発前の山形1号さんが、独り言のようにぼそぼそと・・・。ブルーラインは知っての通りだが、試走した限りでは女川までの間がかなりの上り下りで・・・。このときはリアス式海岸はそんなもんだろとしか考えていませんでした。
 緩い上りを進み、220km地点で仙人トンネルの入口に到着。ここからは太平洋に向かって大好物のダウンヒルです。順調に進んだ事から、暗くなる前に釜石駅前のSP3の到着出来そうです。
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 釜石のSPでは水分補給のほか、夕食相当に弁当も食べこれからのリアス式海岸に備えます。ところが、だんだん雲行きが怪しくなってきたのもここからでした。出発して、早々に雨が降り出し、はじめは小雨だったのでそのまま進みましたが、10分もしないうちに本降り。消防ポンプ格納庫の前の庇に緊急雨宿り退避。だんだん暗くなりつつ、しかも止みそうに無い雨に雨具装着を決意。イヤになりそうな気持ちを抑えて、南へ進むだけ・・・。日没を迎え暗くなれば景色も楽しめず、しかも雨で濡れたコースに気を使いながらで進む事になるのですが、こんなシチュエーションが最も退屈でした。歌を歌ったり、時折大きな声を出してみたりと、やる事も限られてきます。SP3から28kmの道の駅さんりくに着く頃には、あまりの退屈さに眠気が混じり、どこで休むかばかりを考えていました。道の駅は営業時間も終わり誰もいませんでしたが、風がふても雨が入り込まないほどの大きな庇とベンチがあり、少々早いかとは思いましたが、ここを第一仮眠ポイントに決めました。何時ものとおり、ベンチの横に止めた自転車にヘルメットをかけその中に1時間の目覚ましをセットした携帯を入れて横になります。
 夜10時には再スタートし南下。いままでと一部コースが変わった気仙沼市内のコースを走っているところでUttakeさんと合流。やっぱり夜中は前後に誰かいると気が休まります。SP4の7km手前の道の駅大谷海岸。水補給とトイレタイムでUttakeさんと別れたタイミングで、ここで第二仮眠ポイントに決定。立派なBRTのバス停がありました。雨も風も防いでくれる高級ホテルです(^_^; ここで40分の仮眠。
 ここから30分でSP4の本吉のセブンです。まだ多くの方がいました。ここで仮眠を取られる方もいたようで駐車場脇には特大ししゃものホイル焼きが・・・(^_^; 夜食として初めてカップヌードルを食べてお腹に熱をため込みます。たま、確かここで合羽の装備を解除したような・・・。この先は南三陸町志津川まで数回走っている道なので迷う心配もありません。SP4を出てから35km、南三陸町の最後、神割崎キャンプ場入り口のバス停。ここも仮眠場所のひとつとして候補に挙げていましたが、記念写真で通過。少しずつ明るくなってきていた午前4時半でした。
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 海岸線沿いに進み、北上川を越えた先に、女川までのアップダウンが待ち受けていました。いつ終わるのだろうかと言うほどの単調さで同じようなアップダウンが数多くあるこの区間は、少ない脚力を見事に削ってくれました。コバルトラインが控えているのに、と言う一種の焦燥感が不安感を増強させてくれます。ここでの体力使用は女川のファミマで見事に現れました。十分な水分摂取とボトルへの補給、持参した塩羊羹や梅干しの摂取・・・、と準備しているうちに何やら睡魔がorz 本日3匹目のボスに備えて駐車場奥で3回目の仮眠、30分熟睡したようでした。明るくなっていたので、懇親会の際に、よく寝てましたねと多くの方からお言葉を頂きました(^_^;
 ブルーラインは・・・、キツかったです。特に最初の4kmの上り、心が折れそうになり後ろを振り返りたくなりました。女川のファミマから真っ直ぐR398を通ると60kmのショットカットが出来るよと悪魔の声が聞こえそうでした。ここもコマ図を追加して詳細なアップダウンの記録を書き込んでいたので、ある意味想定内と言えばその通りだったのですが・・・。途中の絶景ポイントがあったり、車でもう一度来てみたいと思える観光コースです。ただし、オートバイは沢山いましたが、鹿を1頭も見ていないような・・・、鹿もこの次にします(^_^;
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 SP2は写真チェックでした。スタッフが待ち受けて写真を撮って頂きました。到達した喜びと共に、下れる楽しみに浸っていました。残る160kmを11時間で走れば完走、そんな事も考え始めていました。
(最後の写真です。この先は多少の焦りと、思考力低下により写真は無しorz)
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 ところが・・・。下った先のコンビニで補修するところまでは良かったのですが、牡鹿半島を全て抜けるまでの28km、先の見えないアップダウンの繰り返しが7~8箇所。女川までのアップダウンと同様に脚力を削ぎに来ます。石巻の街が見えてきたときは、これから始まる楽しいフラットに心躍らせたところでした。もしかして今回のテーマのフラットって、フラットの良さを認識するためのコースか?と思うほどでした。
 さすがに平坦な道に入ると、走りやすいし、スピードも稼げるし悪くは無いのですが・・・。人間って我が儘ですよね。刺激が無くてつまらない、退屈、おもしろみが無い・・・。やたらと人出が多いなと思ったら松島だったり、だんだん交通量が多くなったと思ったら塩竃、多賀城だったりと余り印象がありません。仙台市内に入る頃には漬物さんに付かせて頂いたので、全く不安もありませんでした。
 後半はお疲れモードが重なって、最後まで刺激的!とは行きませんでしたが、600km初挑戦にしては無難に走れたのでは無いかと思います。ちなみに、懇親会は個性の集まりと言えるほどの盛り上がりで、刺激的な情報交換が出来て、大変楽しかったです。スタッフの皆さん、参加者の皆さん大変ありがとうございましたm(_ _)m
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[ 2015/07/26 11:38 ] 自転車 | TB(0) | CM(6)

楽しかったですね

お疲れさまでした。でも楽しかったですね。来年もやりますので、またチャレンジしてください。私は、600走ったあとで、疲れないようにするということを考えて走ってます。
[ 2015/07/27 09:12 ] [ 編集 ]

いやあ、辛かったですよね。
平坦区間に来たと思ったら向かい風とかなんなのよと憤慨しながら走ってましたw

で、振り返って思い出すと「あれ、意外とフラットだったかな・・?」と錯覚するから人間の脳みそってのはアレですよねえ。来年もまた苦しみましょー。
[ 2015/07/27 10:25 ] [ 編集 ]

Re: 楽しかったですね

山形1号さん、お世話になりました。
>私は、600走ったあとで、疲れないようにするということを考えて走ってます。
私は完走がギリギリの目標なので、次のStepの目標は当分先になりそうです。ただし、去年アドバイス頂いた、小分けでの仮眠は今回試してみました。夜9時頃から3回に分けた仮眠は、結果的に疲労回復に有効だったようで助かりました。これからも様々なシーンでアドバイス願いますm(_ _)m
[ 2015/07/27 22:34 ] [ 編集 ]

漬物さん、コメントthanxですm(_ _)m コメント以上にブルベでの仙台市内の先頭案内は助かりました。集中力が散漫になりがちな中で安心して走ることが出来ました。
>来年もまた苦しみましょー。
走っているうちは、もうイヤだ~~と思いつつも、1週間もすれば不思議なもので懐かしさを覚えます。出来れば来年はR宮城のコースのみでSRを狙いたいと思いますので、宜しくですm(_ _)m
[ 2015/07/27 22:41 ] [ 編集 ]

自転車あるあるですねぇ・・・ヒドかった、キツかった、は色々と記憶に残るけど楽な道は道筋と楽したっけな位しか頭に残らないんですよね。
散々アップダウンで苦しんだ後なら数キロ程度の平坦でも偉い長い平坦だなぁという錯覚を覚えるのをフラットと言ってるだけ説ですか!記事見てると確かにありそう(笑)
[ 2015/07/27 23:08 ] [ 編集 ]

Okaさんコメントありがとう。
確かに「あるある」かも・・・(. .)φメモメモ
でも、ギリギリな足しか持っていない私にしてみれば、少し前の事など覚えている余裕さえありませんでした(^_^;
400kmまでが楽しめる距離かも・・・ ← と、弱気な事を言ってみるv(^^)
[ 2015/07/28 12:48 ] [ 編集 ]

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